人はナゼ笑うのでしょうか?

楽しいことや嬉しいこと、面白いことなどの幸福感を得た時に笑います。
反面、苦笑いや照れ笑い、作り笑いといった失敗や秘密を隠す時に使う表情のひとつでもあります。

笑いについて研究されている精神科医の志水彰先生の書籍から引用すると・・・

「笑いには自分の意思でコントロールできる随意的な部分と自分の意思では制御できない不随意的で反射的な部分があり、そのいずれもが脳神経の強い興奮によって引き起こされている現象である。」

その中でも興味深いのは笑いを三つに分類されているところです。

Ⅰ 快の笑い
①本能充足の笑い
②期待充足の笑い
③優越の笑い
④不調和の笑い
⑤価値低下・逆転の笑い

Ⅱ 社交上の笑い
①協調の笑い
②防御の笑い
③攻撃の笑い
④価値無化の笑い

Ⅲ 緊張緩和の笑い
①強い緊張が弛んだ時
②弱い緊張が弛んだ時

講演やセミナーにおいて観客に笑いを届けるためには様々な手法を用いて取り組まなければならないことがわかります。

日々、努力して脳神経に強い興奮を引き起こすことができる「爆笑のスイッチ」を作り出したいものです。

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