FPなのに・・分かりません

こんにちは
しなやか希業コンシェルジュの小谷晴美です。

ファイナンシャル・プランナーなのに、お米の値段がよく分かりません。
「この銘柄でこの値段って???」

実家は兼業農家で、昔からお米や野菜を作っていました。

「もうすぐなくなる」と一本電話を入れれば、EM栽培の美味しいお米が届きます。
ありがたいことです。

米作りだけでなく、今の季節なら白菜、キャベツ、小松菜、ねぎ
春にはブロッコリー、スナックエンドウ、玉ねぎ、ジャガイモ etc・・・

こうじから味噌を作り、桃が成ればジャムを作り、親戚やご近所に送ったり配ったり。

お陰で母は暇を持て余すこともなく、大阪に招いても用事が済めばいそいそと帰ってしまいます。

草取り、農作業、高齢の母には重労働なはずですが、
「大変ですね~」と声を掛けられると決まってこう答えます。
「遊ばしてもらってる」と。

「今年はアレを作って、去年はコレで失敗したから次は気をつけて、今年はもっと美味しくなると思う」
と楽しみで仕方がないという様子で今年の抱負を話してくれました。

母にとって農業が希業ですね。

高齢者の定義を70歳に引き上げるとの検討も始まったようです。
生産年齢人口の減少に歯止めをかける狙いのようですが、
「70歳まで年金も出ないのでは?」と不安の声もあるかもしれません。

昭和36年、国民皆年金体制がスタートした当時の平均寿命をご存知でしょうか?
男性65歳、女性70歳でした。
60歳から年金を受給しても、平均的には10年ほどだったのですね。
そう考えるとやはり60代はまだまだ若い?

趣味と実益を兼ねた「希業」が充実した老後の鍵になるかもしれません。
母にもいつまでも元気で、美味しい、美味しいお米を届けてもらいたいと思います。

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