お米につながる不思議

先日、木津川市観光協会主催の「ブルーベリー狩り&お茶を堪能!木津川ぶらり旅」に参加した。

まずは、ブルーベリー狩り。
1時間食べ放題で採ったブルーベリーはバケツ1杯2kgまでお土産として持ち帰ることができた。こちらの生産者さんは、米ぬかを肥料として撒いていること、稲わらを木の下に敷いていることを話してくださった。北米原産のブルーベリーを育てるためにも稲が使われていることを知り、食べるお米の部分以外も多用途で無駄なく利用できる稲の素晴らしさをあらためて感じた。

午後は、日本茶インストラクターさん直伝「お茶の淹れ方教室」。
宇治茶の歴史とお茶の種類について学ぶことからはじまった。
お茶の種類のなかに「玄米茶」がある。
玄米茶は煎茶によく炒った玄米を混ぜたお茶のことと書かれている。
でも実は、玄米茶の玄米は、白米を炒って作られているそうだ。最初に「玄米茶」と名付けた人がいて、そのまま「玄米茶」と呼ばれているとか。
また、玄米茶の中に入っているポップコーンのような白いものは米をはぜたもので、見栄えをよくするためだけのものだと聞き、衝撃の連続だった。
煎茶と玄米?の割合はほぼ1対1で、半分お茶半分お米な味と香りを楽しませていただいた。

どこへ出かけてもお米のことを考えさせられるのは、お米が日本の暮らしに欠かせないモノであるからなのだろうか。それとも、私がお米を好きだから気になりすぎるだけなのか。

 

美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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