2016/09/04

こんにちは

しなやか希業マネーコンシェルジュの小谷晴美です。

「趣味を活かして仕事を始める、と言うと家族に反対された」というお話を耳にします。

先日も「プリザーブドフラワーを販売したい」と告げたところ、「商売は甘くない」と夫に反対されてしまったというお話を伺いました。

趣味や特技を仕事にしようとするとき、家族の理解や協力は必要です。
最も応援して欲しい夫に反対されてしまうと先に進めなくなりますね。

・材料を仕入れて売れなかったら・・
・売れても大した儲けにならないからやめておいたら・・

確かに上手く行くか否か、また利益が出るとも限りません。

しかし、諦められない彼女。

「仕事にしなくても、私プリザーブドフラワーは続けるよ。
だって趣味だもん。 趣味はお金が出て行くばかりだけど。
趣味のままと仕事にするのと、どっちがいい？」と反論したとのこと。

「趣味」も「希業」も生きがいや遣り甲斐をもたらしてくれますが、家計の面から見ると違いますね。

趣味との違いを分かりやすく方程式にしてみました。

趣味は自分が喜び、やればやるほど家計的には支出が膨らむだけです。
希業は他人を喜ばせ、その結果として支出を回収、あるいは収支がプラスに転じる可能性があります。

そしてその時々のライフスタイルに合わせて、できる事をできる時にベストを尽くし柳のように折れない働き方ができるのが「起業」との違いかもしれません。
起業は大小なりともリスクを伴うものかもしれませんが、「希業」は無理なく自分らしくしなやかに続けられるもの。

子どもの手が離れたら、定年を迎えたら・・
その時のために今から少しずつ経験を積んでおくのも良いですね。