Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。
朝夕が涼しく感じる日も多く、そろそろ秋ですね。
秋の夕暮れ時になると、なぜか切なく、遠い昔が懐かしいような、何とも言えない気持ちに
なることがあります。
失恋したわけでもないのに・・・。
小学生の頃(随分昔ですが・・)、夏休みのプール授業が終わって家に帰るときにこんな気持ちに
なったことがあるような気がします。
先日、何気なくテレビを見ていると、『秋になると物悲しくなるのはなぜか?』というテーマで
取材が行われていました。
「私だけじゃないんだ~」と興味津々でみていると、
秋になると物悲しくなるのは科学的根拠があるとのこと。
ひとつは、心理学でいう『祭りのあと効果』
祭りや、花火など楽しかったことがあった後、ひとりになると急に寂しく感じます。
楽しいことの最中は熱狂し過ぎないよう、心を鎮静させる機能が働いており、楽しい間は熱狂する
気持ちと鎮静する気持ちがバランスよく、程よいテンションを保っていますが、楽しいことが終わると
熱狂する気持ちの方が早く消えてしまい、鎮静する気持ちだけが残され、寂しさを感じるということです。
もうひとつは『セロトニンの減少』
夏から秋になると、日照時間が少なくなり精神の安定化を保つ作用のある、脳内の神経伝達物質セロトニン
の分泌量が減少し、感情が不安定になるということです。
セロトニンは幸せホルモンや癒しホルモンと呼ばれ、しっかり分泌するためには日光が不可欠!ですが
食事や運動、睡眠で増やすことができるようです。
食べ物は、糖質・乳製品・肉類を摂ると良いそうです。(新米のごはん最高ですね!)
食欲の秋、スポーツの秋、秋になると何故か眠くなる・・・
これは身体がセロトニンを欲しているサインと言えます。
しっかり日光を浴び、バランスの良い食事と適度な運動とぐっすり睡眠!でセロトニンを増やし
秋の夜長を楽しみましょう!