こんにちは
しなやか希業コンシェルジュ & しなやか家庭経営コンサルタントの小谷晴美です。
昨年6月から「10カ月でお金に強いオトナになる!家庭のファイナンシャル・プランナー養成講座」を開講し、現在18名の方が受講してくださっています。
家計管理の基本から税金・社会保険、金融商品の基本的など、暮らしに必要なお金の知識を体系的に学びながら、わが家の家計の把握と家計の見直しを実践するワークショップ型のな講座です。
今月は「確定申告」がテーマでした。
確定申告書について、大切なことは・・・
「確定申告書の書き方」ではなく「確定申告をする必要があるか否か判断できる」ことです。
「わが家は対象になる」とわかれば、書き方ややり方は税務署でも教えてくれます。
しかし、「奥さん、今年は〇〇控除が受けられますよ~」とは誰も教えてくれません。
例えば、年末調整ではできない控除が3つあります。
☑寄附金控除
☑医療費控除
☑雑損控除
これらはご自身で対象になると気づかなければ受けることができません。
中でも医療費控除は最も身近な控除ですが、意外と誤解が多い控除でもあります。
昨日の講座でも、健康保険の対象にならない治療費も医療費控除の対象になると分かって、「20代のあの治療費で医療費控除が受けられたんですね~。知らなかった。」と驚いておられました。
他にも医療費控除については下記のような誤解が多いです。
●10万円ないと医療費控除は受けられない
●確定申告をすれば、医療費の控除額の金額分が還付される
●保険等の給付があったら医療費の合計から給付額を引く
●通院交通費は対象にならない
●保険が効かない治療費は対象にならない
●共働き夫婦、別居の家族の医療費は合算しない
このような誤解をされていませんか?
これらの誤解について、マネーコラム・サイトにて解説しております。
マネーの達人「医療費控除の誤解ベスト7」⇒ こちら
税金の知識は「知ればトクする」ではなく「知らないと損する」知識と言って良いのではないでしょうか。