毎日暑いですが、皆さん夏バテなどされていませんか?
和ごころコンシェルジュの裏野です。
こんな暑い日は、早く仕事を終えて、
キンキンに冷えたビールをグッと飲み干したいと
思われる方も多いのではないでしょうか?
暑い夏は宴会の乾杯でも生ビールにされる団体様が多いですが、
やはり接待は瓶ビールでという方もいらっしゃいます。
今回のNIKKEIプラス1に「ビールの注ぎ方、勧め方」という記事が載っていました。
ビールの注ぎ方で一番気になるのが、タイミングですよね。
いつ注げば良いのか分からないと言う方が、多いですね。
生ビールの場合は、相手のグラスが空になりそうな時に
「生ビールでよろしいですか?」とか「他のお飲み物にされますか?」などと
聞いて注文すれば良いので、比較的気遣いも楽なのですが、
瓶ビールの場合は、どのタイミングで注げば良いのか迷いますね。
昔の接待などでは、相手がグラスに口をつけたらすぐにビールを注ぐとか、
相手のグラスを空にしないのがマナーだと教えられたものですが、
今は、ビールが半分以上残っているのに注がれると、温度が変わったり美味しく感じないから、
相手に全部飲み干してもらってから注ぐと教えられているようですね。
また、2杯目からは瓶ビールではなく生ビールを注文されるお客様も多いですね。
しかし、私は、ビールの味も大切ですが、ビールを注ぐという行為には、
相手の事を気にかけていますよと言う意味が、込められているのではないかと思います。
相手の事を気にかけていなければ、ビールグラスが空になっていようが、
気になりませんからね。
ただ、お酒がお強い方はどんどん注がれてもそれほど気になりませんが、
お酒の弱い方はどんどん注がれたら嫌になりますよね。
その一人一人への気遣いが無くなってきたので、前回の記事にも書きましたが、
最近は乾杯もまずビールではなく、自分の好きな飲み物を注文される方が多くなっています。
いつも、時代とともにマナーは変わってきていると申しておりますが、
ビールの注ぎ方ひとつとっても時代とともに変化しているのは、興味深いですね。
作家の池波正太郎さんは、コップの1/3ぐらい注いでそれを飲み干しては入れ
飲み干しては入れして飲むのが一番うまいとおっしゃっているようです。