「NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちく VOL.5 電車で席を譲ったら怒られた」

和ごころコンシェルジュの裏野 由美子です。

今回のNIKKEIプラス1「マナーの壷」は、

20代女性が70代男性に【電車で席を譲ったら怒られた】という記事です。

良かれと思ってしたことが裏目に出ることってあるあると記事を読み進めると、

席を譲ろうとした女性の怒られた後の対応がとてもスマートで、

「席を譲られるような年じゃない」と怒った70代の男性を見事席に座らせたそうです。

その対応とは「私は親切で席を譲ったけど彼は怒った。原因は私の行動。
だからそれに対しては素直に謝る。それから自分の気持ちを伝える。」と自分を客観視し
相手の気持ちに寄り添いながら自分の気持ちを伝える事で事態を収拾したそうです。

マナーとは「思いやりの心を形で表すこと」であると同時に
マナーはお互いの思いやりがあってこそ初めて成立するものだと実感した出来事がありました。

先日電車で、おばあさんに席を譲ろうとして立ち上がったら
おばあさんが、「すぐ降りるので、結構です。」とおっしゃった。

私も一度立ったからにはまた座るのもバツが悪く、おばあさんの横に立っていたら
誰も座らず空いた席に、私達よりも若い女性がすっと座られました。

おばあさんと私、顔を見合わせ苦笑い・・・

しかし、おばあさんが「私は「年金ちゃん」もらって毎日休みのような暮らしができるのも
若い人達が、頑張って働いてくれているからや。」とおっしゃった。
そういう考えもあるのね。

そういえば、2016年度版高齢社会白書によると、
年金負担率は、1950年時では約12人の現役世代で1人の高齢者を支えていましたが、
2015年時点では約2人で高齢者1人をささえています。いわゆる「騎馬戦型」です。
さらに2060年の予想では1.3人で1人を支える計算で、「肩車型」と言われています。

電車の中で、高齢者が高齢者に席をゆずっている光景を想像しながら、

私もその頃は席を譲られる側なんだなぁ~と、

席を譲られたときは「ありがとう」と可愛く言えるおばあちゃんでありたいです。

次回はエスカレーター右・左をお伝えします。