「NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちく VOL.19 複数の人と名刺交換」

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

 

先日、奈良に「お香作り体験」に行ってきました。

白檀 龍脳 丁子 桂皮 山奈 甘松 かっ香など

初めて聞く名前のお香もあり20種類ほどをブレンドして

私だけのお香が出来上がりました。

 

匂い袋にしたり名刺香にしたりして、

早速、かばんや名刺入れに忍ばせました。

特に、名刺香は名刺を出すたびほのかに香るので、

お客様との名刺交換の際に話題の一つに出来

その後の話が盛り上がるので、お気に入りです。

 

ただ、匂いがダメな方もいらっしゃるので、

ほのかに香るぐらいがいいですね。

 

このように、初対面での名刺交換の際、

いかに相手の印象に残そうかと香りをつけたり、

名刺に色々と工夫を凝らしている方もいらっしゃいますが、

もっと重要なことは名刺交換の際の名刺の取り扱いです。

 

 

今回の「NIKKEIプラス1 マナーのツボ」から

複数の人と名刺交換したら

その後どのように取り扱えばいいかという記事です。

 

まずは、名刺交換の際

名刺は相手の人格そのものと心得え大切に取り扱います。

 

逆に自分の名刺は自分自身なので、

折れまがったり、汚れたりしていないか確認して

差し出すときは、姿勢を正し、

相手の正面に弧を描くように出し、

受け取るときは、胸の位置で両手で受け取ります。

 

相手が一人の場合は、ゆっくりと丁寧に

まず右手を出しそれから左手で受け取ったら丁寧さが伝わりますよ。

 

相手が複数の場合は、片手での同時交換となり

スピーディかつ丁寧さが求められます。

 

記事によると、

名刺交換は良いご縁を予感させる瞬間なので重要ですが、

名刺交換の真価が問われるのはこのあとだそうです。

 

着席し偉い方からの順番で受け取った名刺を

目の前の方と合わせてテーブルに順番に並べます。

 

この時に、この名刺はどっちの方だったか迷わないように

名刺交換の際に名前と外見の特徴を結び付けておくことが必要で、

「〇〇様ですね。」と笑顔で相手を見た時に

「口元がビーバー」など、似ている人や動物をイメージするとよいそ

うです。

 

このときくれぐれも声に出したり、

変な動物を想像して笑わないようにしましょう!!

 

また、名刺を名刺入れに載せるのは一対一の名刺交換の時だけで

複数の場合は直接テーブルに並べます。

 

ただ、書類をテーブルいっぱいに広げたりする際に、

相手の名刺を落としたり書類の下敷きにしないように

私は、相手の顔を名前が一致し、相手の名前を覚えたら

名刺入れにしまうようにしています。

 

今日から新年度、名刺交換の機会が増えると思いますが、

名刺交換という基本的な動作こそ、少しの心がけで相手に与える

印象ががらりと変わりますので、少し意識してみてくださいね。