一日一膳

米の消費量が減少している。
でも反対に、新品種は急速に増えており、国に登録されている米の品種は800品種を超えているそうだ。
縮小する市場で、いかに売れるブランド米を作れるかと競い合われていることを、消費者はどのくらい知っているのだろうか?

私がお米道楽をするなかで出会った米農家さん、兼業農家さん、農協の職員さん、米卸会社の方、お米屋さんたちは、「日本の主食である米を守らなければならない」との思いを強く持っていらっしゃる方ばかり。
そして、それぞれのお立場で、安心で安全な美味しいお米作りを追求され、消費者のもとに届けてくださっている。また、多くの消費者も安心で安全な美味しいお米を求めている。

しかし、食糧自給率の低下、農業の担い手不足、環境の変化など、将来の食への不安は募るばかり。

どうすればいいのかな?
安心で安全なお米作りがカッコいい儲かる職業になれば、いくつかのことが解決するかもしれない。

毎日お米をいただく。
みんなで楽しく美味しいごはんをいただき続けられる善いライスサイクルができることを願って。

 

美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
お米道楽 https://www.facebook.com/okomedouraku/