御朱印ガールの神社参拝日記 Vol.14

Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。

阪急神戸線の御影駅から歩いて5分くらいのところに「弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)」が

あります。どこかで見たことのあるような名前だと思いませんか?

そうです! フィギュアスケートの金メダリストの羽生結弦さんの名前にとっても似ています。

 

仙台市出身の羽生結弦さんも、ファンの方から贈られたお守りで、この神社の事を知り、東日本

大震災の後に参拝されました。

「世界のトップになれますように… そして、東北の光となれるように!」と世界一への決意と東北の復興を祈願した絵馬を奉納されたそうです。

羽生結弦さんが金メダルを取った後は、連日多くのファンがお礼参りに神社を参拝し、ファンの

聖地になっているようです。

 

神社のご祭神は

伊弉册尊(いざなみのみこと)

事解之男命(ことさかのおのみこと)

速玉之男命(はやさかのおのみこと)

この三神を合わせて、根本熊野三所大神と総称されます。

 

神社の由緒は

神功皇后が三韓より凱陣される途中、忍熊王(おしくまのみこ)が兵を挙げたのを知り、皇后

自ら当地で弓矢甲冑を納めて熊野大神を斎奉し祈念されたところ、戦には大勝したとの事。

この故事により、神社背後の峰を弓弦羽嶽(弓矢)や武庫山と言い、のちに六甲山(甲冑)と

呼ばれるようになりました。神社の名前の由来もここからきています。

また、神功皇后がこの里の泉(澤の井・阪神御影駅南)に、姿を写した事によりこの里は「御影」

(みかげ)と呼ばれるようになりました。

 

神社のシンボルは八咫烏で、熊野大神様のお使いとされており、社務所の屋根にも可愛い像が

ありました。

八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークになっていますが、ここ御影は日本で初めて

サッカーチームができたたところで、日本サッカーの発祥の地でもあります。

 

鳥居をくぐると、樹齢350年の神戸で一番大きい椋の木があり、神戸市の天然記念物になっています。本殿の奥にも樹齢450年の大楠がそびえていて、とてもパワーを感じる神社です。

「勝守」というお守りもあります。

スポーツをされている方、ご参拝してみてはいかがでしょう。