空き家を一時 どうすれば良い?

今後の生活を考える時のガイド役、これからコーディネーター渡辺です。

「空き家等対策の推進に関する特別措置法」の施行で、所有者や管理者に空き家やその敷地の
適切な管理が求められています。
空き家になってしまったけれどまだ使える家があるなら、どうすれば良いでしょう?

賃貸すれば借主が管理してくれます。

家の価格が下がる前に思い切って売却してしまうのも一つです。

思い出や事情がありどうするか決心が付かない場合、一時的な引き延ばしかもしれませんが
時間が必要なら、管理代行サービスを利用して、将来を見据えてじっくり考える
という手があります。

空き家の適正な管理を推進するため、市町村と地域シルバー人材センターとが協定を締結し、
空き家の所有者などに代わって空き家(空き地)の見回り点検を行うところが増えました。

内容一例として池田町シルバー人材センターを挙げます。
○目視で問題がないかチェック
 家の外側から家屋・敷地内に問題がないか確認します。
【家屋】外壁・外窓・屋根・雨樋の破損、雪害など
【敷地】雑草・樹木・不法投棄などの庭の状態
【その他】屋外水栓の通水確認・ポスト内の確認
○報告書を作成
 家屋の確認後、報告書を作成し、郵送でお送りします。
※その際、請求書を同送します。
 ここまで(確認・報告まで)1回1,750円にて実施します。
○管理方法を提案
 池田町シルバー人材センターでは、対応可能な仕事は事前に見積もりの上、
実費で実施することが可能です。 ※見積もりは無料で行います。
【対応可能な仕事の例】
 除草・除草剤散布・剪定・軽易な大工仕事・お墓の掃除など

内容や費用は地域によって違いますが、中々点検に行けない場合は助かります。

また、シルバー人材センターが実施する空き家見回り事業の申込みをする際に
補助金の利用を申し出れば、利用1回につき、500円の助成を受けられるという
春日井市のようなところもありますので、その住まいの市町村で聞いてみましょう。