「やっぱり保育士になりたい!」
3日間保育園で職業体験をした中学生の娘。
ちょっとコケては泣き、些細な事で喧嘩しては泣き、そんな園児が可愛くてたまらなかったらしく、
小学校生の頃から一途に思い続けていた夢をたった3日で変えてしまったようです。
こんにちは。しなやか希業コンシェルジュの小谷晴美です。
これは娘が小学校4年生の時に作ったドリームマップです。
ドリームマップとは、夢を描き、伝え、未来を信じる、ココロの地図。
「子どもたちに未来へのわくわくを届けたい」という思いでドリマ先生になった友人が、
娘の想いを引きだしながら、娘の夢の地図作りをサポートしてくれました。
先生:「なぜ獣医さんになりたいの?」
娘 :「動物が好きだから」
先生:「動物可愛いよね~。じゃあ、動物に関わる仕事なら獣医さんでなくてもいいんかな?」
娘 :「あかん。病気やケガをして困ってる動物を助けたいねん。」
先生:「ああ、そうなんや~。困ってる動物を助けたいから獣医さんになりたいんや。」「じゃあ、どんな獣医さんになりたい?」
娘 :「どんな動物も、夜でも日曜日でも診てあげて、町中の飼い主さんが安心できる獣医さん。」
先生:「いいね~。そんな獣医さんいてくれはったら助かるわ~。」
と様々な質問を投げかけられ、私も娘の考えをより深く知ることができました。
さて、あなたは子どもの頃、どんな夢を持っていましたか?
そしてそれは叶いましたか?
ニュースサイト「しらべぇ」が全国20歳~60歳の男女1365名を対象に「子どもの頃からの夢が叶った割合」を調査したところ
男性11.9%、女性15.6%という事で、夢が叶ったのは全体の1割強という結果だったそうです。
(参考:https://sirabee.com/2016/10/19/175367/)
私は9割の方に入っております。
小学生の頃からずっと「教師」を夢みて来ましたが、大学卒業後、教職に就くことはありませんでした。
そう言えば高校生の頃、将来の職業について自己分析を行う機会があり、
「なぜ教師になりたいのか」について考えたことがありました。
・男女が平等に扱われる仕事だから
・成長の喜びを感じられる仕事だから
・仕事の裁量幅と変化が大きい仕事だから etc
そして
・お金のことを考えなくていいから
そんな事を挙げたと記憶しています。
まさか、ファイナンシャルプランナーとして独立して仕事をしているとは。
高校生の私が知ったら、「お金の話ばっかりしてるやん!」とひっくり返るかもしれません。
しかし、現在の仕事は
・男女に関係なく仕事を任され、平等に評価される
・セミナー参加者、相談者の変化を直に感じ、自分も学び続けることで成長を実感できる
・仕事内容は変化に富み、仕事の進め方、やり方、すべて自分の裁量に任される
仕事です。
違和感を感じない「自分らしい働き方」は子どもの頃の夢を分析することで見えてくるかもしれません。
「何をしたいか」は変化しても
「何故したいか」はそう変化しないのではないでしょうか?
娘の夢も「獣医さん」が「保育士さん」に変化したようですが、根底にある「自分らしい働き方」は変わらない気がします。
これから色んな経験をして、自分らしい生き方、働き方を実現して素敵な人生にしてもらいたいと思います。
あなたの子どもの頃、なりたかった職業は「何」でしたか?
そしてそれは「何故」なりたいと思ったのですか?
それがあなたを輝かせる「希業」のタネかもしれません。