源氏物語の主人公「光源氏」を語る③

綺羅女プロデューサーOkeiです。

 

ソフトバンクユーザーが毎週金曜日、

何かが無料でもらえる「スーパーフライデー」。

 

今まで吉野家の牛丼、ファミチキ、

サーティワンアイス、ミスドなどがありましたが、

金曜日は一日缶詰の仕事があってなかなかもらう機会がなかったんです。

 

が、今月はセブンイレブンでアイスかコーヒーが無料!

セブンなら、絶対寄る!ってことで、

先週、今週ともアイスをゲットしました♪

 

最初、ちょっと恥じらいはあったんですが、

仕事後のアイスほど魅力的なものはありません!

いや~、幸せ、幸せ。

来週はマンゴーのアイスをもらおうと思います♪

 

さて、「光源氏を語る」シリーズ第3弾、最終回です。

今回は須磨~明石時代から都へ復帰した後のこと書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

源氏は朱雀帝に都に戻るよう言われます。都へ復帰できるのです。

明石では明石の君との絆を深めていた源氏。

明石の君のお腹には赤ちゃんが。この母子は後に大出世を遂げるわけですが、

源氏が都に復帰する時には別れが辛く、ただ悲しみに沈んでいました。

もちろん源氏も別れを惜しむのですが、都へ戻ると、紫の上にぞっこん!

 

ほんまに女の敵ですわ~!

 

とは言え、悪者と言い切れない不思議な源氏。

自分を陥れた敵方である弘徽殿の大后をも丁重に扱い、

もう源氏の上昇気流を止められる人はおらず、

着々と地位が向上していきます。

 

周りの人たちへの配慮は素晴らしく、

古い縁の六条御息所が病に伏せるとかけつけ、

亡くなってしまった後には娘(斎宮の女御)を養女にして面倒を見、

都を離れていた頃には何もしてあげられなかった花散里のことも

近くに呼び寄せてお世話をします。

 

また、明石の君が出産したと知ると、都に呼び寄せて

こちらの母娘も大切にします。

 

よくこれだけいろんな方面に気がまわるな~と本当に関心します。

 

そして、歳のせいでもあるのか、都を離れて一皮むけたのか、

女性に対しても落ち着きを見せるようになります(若干、だけど:笑)

 

昔なら強引に行ってたところを、ちょっと待ってみよう、

ということができるようになったんですね。

 

女三の宮の件では痛い目にもあった源氏だけど、

(くわしくはこちら)

人間として出来上がっていく様子が描かれます。

 

都に戻ってからの源氏は、中年の魅力というんでしょうか(笑)

Okeiは若い頃の源氏よりも、こっちの方が好きですね。

 

落ち着いて、冷静に周りを見て、

どうすればみんなが幸せになれるのかに気を配り、

若い頃のように無茶はせず、

身内だからといって子どもを特別扱いせず、むしろ厳しく扱う。

 

今風に言えば、社会人として、父として、

立派な人になったよね、という感じです。

 

そんな源氏から学べることは、

素敵な歳の取り方をすべし、というところでしょうか。

 

歳を取っていく自分を嘆くのではなく、

年相応の自分を受け入れ、前を向いて生きる姿勢。

 

より深みを増して人間的魅力を高めていき、

若い人たちを育て、尊敬されるような、

そんな生き方ができるといいなと思いました。

 

次回のコラムはいよいよ「宇治十帖」から女性が登場します。

 

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