秋の夜長に旬の食材で日本酒を愉しむ

こんばんは、Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。

味覚の秋、食欲の秋…。

今回もお酒と旬の食材のお話です。

 

ワインも好きですが、実は日本酒も大好きなのです!

大阪の中央区平野町に『如月(きさら)』というお店があります。

おでんやお惣菜など和食中心のお店で友人とよく行きます。

お料理ももちろん美味しいのですが、オーナーご夫妻が気さくで、とっても素敵な方です。

お二人とお話するのが楽しみなのと、お父さん(ご主人)が自転車で仕入れてくる日本酒を

いただくのが楽しみで足繁く通っています。

定番のお酒もあるですが、その季節に合った旬の日本酒を選んで出してくださいます。

 

今回いただいたのは、ひやおろし「天青『吟望』秋純米おりがらみ」というお酒で、

神奈川県の熊沢酒造、湘南に残された最後の蔵元だそうです。

「ひやおろし」って夏のお酒だと思っていたのですが、秋のお酒だそうです。

「ひやおろし」調べてみました。

冬に仕込み、春先に搾った酒に熟成に耐えられるように火入れ(加熱殺菌)を行い、

夏を冷たい蔵で貯蔵し、2度目の火入れをせず(冷や)に卸すことから「ひやおろし」と

呼ばれています。

おりがらみというのは、うっすらと濁っているお酒のことです。

芳醇な味わいの中に切れ味のある、とても美味しい純米酒でした。

 

旬のお料理は、イチジクのてんぷらをいただきました。

ほのかに甘く、口の中でとろけるような食感でとても美味しかったです。

「イチジク」はペクチンなどの食物繊維が豊富なうえ、果肉や葉から出る白い乳液には、

たんぱく質分解酵素フィシンが含まれており、消化を助け便秘解消の特効薬と言われています。

果肉の赤色はアントシアニンによるもので、動脈硬化の予防に役立ち、女性には嬉しい果物です。

無花果と書いてイチジクと読みますが、花が咲かないわけではなく、若い果実の中で咲くので

花が見えないからつけられたということです。

まだまだ食欲の秋は続きます、次は何をいただこうかな・・・