薬師如来にお願い

9、これからコーディネーター渡辺です。

落ち葉が舞い、北国から急に雪の便りが届きました。

この時期になると血圧が上がり母はいつも身体の不調を訴えていたのを思い出します。
病を治して または病の苦しみを少しでも和らげて欲しいと 薬師如来に願いました。

結局,29年と6ケ月間人工透析をして、数々の手術もして、人生の後半は全て闘病生活でした。
医療の進歩、実際には週に3回の透析の時に細心の注意を払って下さった医師や看護婦さん、
透析技師さんのおかげでこんなに長生き出来たと思います。
介護保険制度が途中から出来て、多くの人の助けもお借り出来ました。
長かった!けれど、ここまで長く生きてくれたからこそ出来た事、経験させて貰った事が
沢山あったとしみじみ思います。

さて、最近、「未病」という言葉を耳にしました。
未病というのは、健康と病気を2つの明確に分けられる概念として捉えるのではなく、
心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものと捉え、
このすべての変化の過程を表わす概念だそうです。(ME-BYO サミット神奈川実行委員会サイトより)

神奈川県は、ヘルスケア・ニューフロンティア政策というのを掲げ、超高齢社会の到来という
急激な社会変化を乗り越え、誰もが健康で長生きできる社会を目指すというのです。
「未病の改善」と「最先端医療・最新技術の追求」だそうです。(神奈川県HPより)

昔から「一病息災」と言います。
健康第一ですが、元気でなくても、病気であっても
少しでも快適に日常生活を送れる体制や技術がもっと出来てくれれば良いと思います。