「良い加減の投資法」② -「投資先像①」編-

こんにちは、金融・投資 教育コンサルタントの須原光生です。

株式セミナーで受ける質問は「どの会社に投資すれば儲かりますか」、がいつも圧倒的に多
いです。皆さんはどうですか、そんな質問をしたことはありませんか。

投資期間や投資金額などの条件は考えずに、私の答えは、事前に値上がりする会社が判れば
こんな仕事はしていません。

また、全国の株式市場に上場している企業は、約4,000社程度あります。この中から成功
を招く会社を探すことはプロ・アマ問わず、至難の業といえます。

あくまでも成功のカギを握るであろう、私自身が理想としている「投資先像」を2回に亘り
紹介しますので、今後のご参考にしてください。

(1)提供の商品やサービスがお気に入り会社を選ぶ
ある会社の商品やサービスが大変気に入っている。飲食は週何回か必ずこの施設を利用
する。この化粧品はよく身体に合っているなど、身の回りのお気に入り商品やサービス
の提供をしている判り易い会社に注目する。

(2)運命共同体的、必要不可欠の会社を選ぶ
自分や家族を含めた「家庭株式会社」の運営を支える上で、必要の位置付けの高い会社
=必要不可欠な会社、たとえば、身内を含めた勤務先(持ち株会でもOK)、お得意先、
光熱費、交通、通信、衣食住などの関係する会社に注目する。

(3)配当や株主優待が良い会社を選ぶ
超低金利時代が続く現在、継続的に高い配当利回りや、役に立つ優待を提供している等、
株主の権利をしっかり理解し分配している、このような株主重視で優しさを感じる会社
に注目する。

以上は、特に株式投資の初心者の方に心得てほしい3点です。

案外、「灯台下暗し」、難しく考えずに素人目線で身の回りを照らせば「投資先」の像が浮か
び上がるものです。