「笑わせる」魔法のネタは足元に・・・

セミナーや講演会には様々なスタイルがあります。
会場が水を打ったような静けさで包まれているものもあれば、終始、笑いが絶えないものもあります。どちらがいいという訳ではありませんが、講演の内容や参加者の層、そして、何よりも講師のキャラクターによって大きく変わってきます。
聞く方の集中力は30分経過とともに徐々に切れてくるため、ところどころにリフレッシュするポイントを設けておくことをお勧めます。
参加者にアンケートや質問(クイズ)をしたり、筆記やポストイットなど身体を使う作業をしてもらったり、その場で体操やストレッチをする講師もおられます。

どれも凝り固まった頭の中の筋肉(笑)を和らげ、いつしか緊張がほぐれ笑顔になっています。笑顔はリフレッシュするための特効薬です。そんな笑顔をコトバで作ることが「笑わせる」というテクニックだと思います。
決して、爆笑でなくても、ちょっとした微笑みがあることでセミナーや講演会の評価も大きく変わります。ただし、「笑わせる」ことは非常に難しく、そう簡単なものではありません。自分が面白いと思っても、他人も同じように面白いと感じてくれるかは疑問です。

落語家や漫才師などは、四六時中、面白いことを四苦八苦しながら探しています。時には、電車の中で、時には、食堂やショッピングセンターなど、人の多いところへ行って様々なモノや声に五感をフルに使って探し出そうと必死です。
しかし、そう簡単に探し出せるものではなく、フッとした瞬間に足元の落ちているものだそうです。そんな「笑わせる」魔法のネタを私たちも拾ってみたいものですね。
次回は、魔法のネタの活用法をお話ししたいと思います。
いちのせ招き猫1 背景無し 小
いちのせかつみfacebook
いちのせかつみHP