「良い加減の投資法」㉒ -「出会い」編 ‐

こんにちは、金融・投資 教育コンサルタントの須原光生です。

この度、素晴らしく明るいニュースが流れてきました。

秋篠宮家の長女眞子さま(25歳)と国際基督教大(ICU)同級生の小室圭さん(25歳)が学生時代に“出会い”、普通のカップルと変わらぬ形でデートを重ね、愛情を育んで来られた末、婚約に至り、2018年中にはご結婚をされるとのことで、身内のことのように嬉しい限りです。

また、作家でエッセイストの阿川佐和子さんが63歳で、相手は69歳の元大学教授の方と初めて結婚され、事務所を通じて「くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いです。」とのコメントを発表され、二人良き“出会い”で、思いやりながら、ゆったりした時間を楽しみ、のんびり暮らされる姿を想像すれば、何とも羨ましい限りです!

わが国は、2015年の国勢調査を基に、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が行った調査データの結果、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」は、男性で23.37%、女性で14.06%に至り、男性の約4人に1人、女性の約7人に1人が生涯未婚で、5年前の2010年に比べて男性で3.23%、女性で3.45%上昇し、過去最高を更新しています。まさに「結婚離れ」が進んでいる状況です。

こんな状況下で、1990年の秋篠宮文仁親王と紀子様のご結婚の時と同様に、長女眞子さまと小室圭さんお二人の幸せなムードが、全国のカップルを刺激することにもなり、少しでも各地で幸せや喜びの満ちた結婚式の輪が広がり、「生涯未婚率」の上昇を少しでも抑えるのではと期待ができます。同時に、阿川さんの結婚は、単身熟年者の恋愛や結婚への勇気になり、明るい老後への“道しるべ”につながる、貴重な出来事ではないかと思います。

しかし、同研究所が公表した別の調査データでは、18~34歳の未婚者のうち「いずれは結婚したい」と考えている男性は86%、女性は89%を占め、結婚したい人の割合は皆さんが思っているより非常に高い水準なのです。では、実際できない最も大きい原因は、「結婚資金不足」を挙げる男女がともに40%を超えているのが実情なのです。

調査データから、結婚を現実にするには“人との出会い”が必要ですが、その前に“結婚資金との出会い”が最重要になるようです。

●結婚式場の口コミや検索サイト、情報誌などの結婚情報サービスビジネス
●結婚相手の紹介サービスビジネス
●お見合いパーティーや出会いイベントなどの婚活関連ビジネス
●ハウスウエディングや海外挙式サービス、ゲストハウスウエディングビジネス
●ウエディングドレスや婚礼服、レストランウエディングビジネス
●ブライダルジュエリーやハネムーンビジネス

以上の各種ビジネスを手掛ける上場企業への投資は、一石二鳥の“出会い”を演出する、眞子さまにあやかった“目 であ(た)い”投資先になることを切望します。

また、超高齢社会の現代、企業は単身熟年者の“出会い”ビジネスに、儲けの“出会い”が秘めているかもしれませんよ