「良い加減の投資法」㉕ -「トイレ」編 ‐

こんにちは、金融・投資 教育コンサルタントの須原光生です。

先日、図書館で勉強している小学4年生の教材を何気なく覗くと、「うんこ漢字ドリル」との表示で一瞬目を疑いましたが、小学生はドリルの問題をニコニコしながら熱心に解いていたのが非常に印象的です。

調べれば2017年3月文響社から発売され、6学年分の全3018漢字の例文全てに「うんこ」の言葉を使い、大評判で300万部以上の売り上げになっています。現在、全国の小学生の数が約640万人ですから、2人に約1人が購入している計算になり、本当に驚異的な販売数です。

では、なぜそんなに売れているのでしょう。子どもは「うんこ」を“言ってはいけない言葉=楽しい言葉”と理解し、解くたびに例文に「うんこ」が出てくる、楽しさへの期待が持続力につながり、従来型のだんだん退屈になって、勉強の中途半端化が緩和され、親にとっても勉強していれば安心で嬉しく、まさに親子にとって魔法の教材になるからです。改めて「うんこ」も勉強に役立つものだと感心しました!

また、大人は「うんこ」対して、子どもみたいに楽しいイメージよりも、「きたない」・「くさい」・「はずかしい」などのイメージが強い状態ですが、健康にとても大切な存在です。まず、便秘にならず、毎日の便通を心掛け、「かたさ」・「いろ」・「におい」の3点セットの観察を続けると変化に敏感になり、自分で健康状態が判断できます。大腸や十二指腸ガン・胃潰瘍なども早期発見する決め手にもなるなど、もっと「うんこ」の大切さを意識していきましょう。

一方、温水洗浄便座は、内閣府の調査結果(平成29年3月)によると、一般世帯での普及率は80%を超え、水洗化の一般家庭には、ほぼ100%普及したと推測されます。また、オフィスビルや商業施設、ホテル、駅舎や公共の施設にも設置されるようになり、国内需要はまだまだ旺盛だと考えられます。日本人にとっては切っても切れない必需品になりつつあり、「トイレ」全体を含めた衛生面は大切にしています。
※「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。

また、外国人が日本で感動するもののひとつに清潔なトイレと温水洗浄便座といわれています。日本で温水洗浄便座に感動した世界中の富裕者層が、自宅に設置したり、希望が多いことから世界中の高級ホテルにも設置が進められています。まだまだ、その国々の水質・電気・トイレ事情などで問題点も多いのも事実ですが、確実に温水洗浄便座の世界的な需要は高まっていくことでしょう。

今後、「うんこ」は子どもに学力の財産を与え、大人に健康の財産を与え、また、温水洗浄便座関連会社への投資はお金の財産を与えてくれます。まさに「トイレ」に関する意識を高めれば、幸せを運んでくれる「運(の宝)庫」になること間違いなしですよ!!
※今回は「うんこ」言葉の使用をご理解ください。