酒税法改正

ベネフィットコンシェルジュ 吉村です!
日中は汗ばむ陽気になってきました。
「これから夏にかけてビールが美味しい季節」ということで、今回はビールについて調べてみました。

4月に酒税法が改正され、ビールの定義が変わりました。
今までビールとして販売できたのは、麦芽比率が67%以上で、かつ副原料は麦、米、トウモロコシに
限定されていました。
新ビールの定義は、麦芽比率は50%以上に緩和され、かつ果実や一定の香味料を加えてもビールとして
販売できるようになりました。
年々ビールの消費量が落ちているので、ビール業界の活性化を図るのが目的といわれています。
フルーツやハーブなどビールで色々な味を楽しめるのは嬉しいですが、種類が多すぎると最終的には今までの普通のビールに落ち着くように思います。

またビールの値上げもいわれています。
昨年の6月の改正酒税法でビールの極度の安売りが規制された関係で、各社値上げを発表しています。
今のところ缶ビールは据え置かれるようですが

ビールはどのくらい飲まれているのかを調べていると、
キリンビールが運営しているインターネット上の仮想大学「ビール大学」というサイトを見つけました。
ビール好きにはとても面白いサイトです!
そのビール大学の統計よりご紹介しますと
2016年の世界ビール消費量は、年間1億8689万㎘で大瓶に換算すると2952億本で
東京ドームをジョッキに見立てると、なんと151本に相当するようです。

国別ビール消費量は
1位 中国(14年連続で1位)2位 アメリカ、3位 ブラジルで、日本は7位でした。
ビールといえばドイツと思っていましたが、ドイツは意外にも4位

国別の一人当たりのビール消費量は
1位 チェコ共和国(24年連続1位)、2位 ナミビア、3位 オーストリアで、日本は54位

私もそうですが、飲食店でアルコールを注文するときは
「とりあえずビール」とか「まずはビール」という人が多いので、もっと消費量は多いのかと思っていました。
最近はハイボールがブームのようですね。
消費量が国全体で7位、一人当たりで54位ということは、飲む人は飲むけど、全く飲まない人も
たくさんいるということですね。
一人当たり年間41.4ℓ、大瓶換算で65.4本を飲んでいることになりますが、休肝日をほとんど
取らない私は3倍以上は飲んでいると思います。

350㎖の缶ビール1本に対する酒税は約77円
1本220円とすると消費税が17.6円
毎日1本ずつ飲むと年間約34,500円の税金を払っていることになります。

ビール以外にも日本酒やワインも飲んでいることを思うと、消費に貢献し税金をたくさん払っているのは
良いことですが、自分の身体を考えると、休肝日もしっかり取らないといけませんね。