NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちくvol-43「お祝いのタイミングを逃したら」

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

先日、知り合いの結婚式に夫婦で出席しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろな趣向が凝らされた、とてもアットホームな結婚式でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新郎新婦の仲睦まじい姿を拝見しながら、
私共も20うん年前に結婚式を挙げたことを思い出し、
あんな時代もあったねと・・・思わず口づさんでいました(笑)

このように結婚式に呼んでいただけたら、
ちゃんとお祝いを事前に用意してお渡しできるのですが、

最近は身内だけで結婚式をあげられたり、
「結婚しました!」とハガキだけが送られて来たというご経験はないですか?

そのような場合は、いつお祝いを渡せばいいのか悩みますよね。

そこで、今回のNIKKEIプラス1「マナーのツボ」
「お祝いのタイミングを逃したら」という記事です。

お祝いのタイミングを逃してしまったが、お祝いをしたいという場合は、
「いいわけ」や「おわび」の「遅くなり申し訳ございません」や「忙しかったので」
「存じませんでした」などの言葉が先に立ちますが、このような言葉は一切必要ありません。

なぜなら、
「連絡しなかったのはこちらなのに」とか、
「そういうつもりでハガキを出したのではないのに」と
相手に余計な気を使わせてしまうからです。

ですからこの場合は、

「このたびは、おめでとうございます。」とさわやかに祝う事だけを心がけましょう。

もうすぐ、5月5日の子供の日がありますが、
このような季節の行事には期限はつきものですが、
個人のお祝いの気持ちには期限はありません。

結婚や出産などは、その年一年間はいつお祝いを言われてもうれしいので、
祝いたい気持ちを大切にし、そのまま伝えることで相手も幸せな気持ちになります。

そして、もし、お祝いをお渡しする場合は、祝儀袋のマナーはお守りくださいね。

結婚などの一度きりの場合は結びきり、あわび結びやあわじ結びという
一度結んだらほどけな結び方の水引を用います。
また、右肩にのしがついた祝儀袋を用いるのも決まりです。

出産など何度でもあっていいお祝いの場合は、蝶結びや花結びという
何度も結びなおせる祝儀袋を用います。

水引の本数や色、のしをつけるつけない?
そもそも右肩についている「のし」って何?など
祝儀袋には様々な決まりごとがありますので、
また、機会があればお伝えしたいと思います。