【プチ起業】整理収納アドバイザーは片づけない?

お天気にも恵まれたGW、いかがお過ごしですか?

私は気になっていた書類の片付けに取り組み、書斎がずいぶんスッキリと片付きました。

こんにちは。しなやか希業コンシェルジュの小谷晴美です。

 

先日、整理収納アドバイザーの方に書斎の片付けにお越しいただきました。

朝10時半スタートでランチを挟んで夕方5時まで、デスク周りのOA機器や事務用品、書棚のファイルや本、資料類の整理をし、ゴミ袋4つ、書籍や雑誌など段ボール1つ分の不用品が出ました。

 

さて、整理収納アドバイザーさんのお仕事と言うと、どんなサービスをしていただけると思いますか?

「お片付けをお任せできる」と思っていませんか?

 

そう思っておられたら、ちょっと違います。

片づけるのは私です。

整理収納アドバイザーさんは「アドバイス」がお仕事なので、私に合った片付けのやり方や、その後ストレスなく片付けが継続できるような片づけ方を「アドバイス」をしてくださいます。

 

まず最初は、ヒアリングから。

私が何が気になっていて、何に困っているか、どうしたいか、何故現状がそうなのか・・etc

ヒアリングの結果・・・私の心の声が明らかに

・出しておかないと忘れる

・手帳に書いていても忘れそう

・AをするとBを忘れる

そう、ちゃんと仕舞えば見た目スッキリするのですが、「忘れる」という不安から「目につくところに置いておきたい」という心理が働いて、書類を「ちょい置き」してしまっているようです。従って、「無理に仕舞わない方法」でのアドバイスをしてくださることに。

 

次にやることは現状確認!

専門家の目から見て、物の導線や作業導線の非効率な点や私がストレスに感じているであろう点を確認して、いよいよ片付け開始。

まずはデスク周りの機器、事務用品、ファイル、本等を全部出し、残すか捨てるかを判断していきます。

この時の判断基準は、要不要ではなく、目的。「何のために保管するのか」「なぜ持っておきたいのか」

 

私は過去の講演レジュメをファイリングして保管しています。平成23年からですから、それだけでもかなりのスペースを取っています。

「使いますか?」と問われると「使わない」「きっと使わない」「絶対使わない」のですが・・・

「なぜ保管しているの?」と問われると、「成長の過程だから」捨てられなかったのだと気づき、そのまま保管することにしました。

 

また、以前セミナーで使っていた「張りもの」

当時はプロジェクターを使わずに、ホワイトボードにイラストや図表をマグネットで張り付けてお話ししていました。

作ると面倒なので「また使うかも」と思い保管していましたが、「それを使うようなセミナーをしたいの?」と自問すると「NO!」

ということで、すべて処分することにしました。

 

サービス時間内で書斎全体を片付けることはできませんでしたが、整理のコツややり方が分かったので、その夜自分でメインの本棚も片付けました。

娘が帰宅すると、なぜか娘も勝手に自分の机回りを片付け始めるという副産物も。

 

整理収納アドバイザーのサービスは、「片付けをしてあげる」のではなく「片づけられる人になる」ためのアドバイスをすることでした。

「依存」から「自立」へ。私のFPとしてのスタンスと同じです。

「家計の見直しをしてあげる」のではなく「自分で家計が見直せるようになる」ために

「確定申告をしてあげる」のではなく「自分で確定申告ができるようになる」ために、

その方にとって必要な知識やその方に合った方法をアドバイスしていきたいと思います。

 

「一家に一人家庭のファイナンシャル・プランナーを!」

暮らしのお金について自分で考え判断できる、「お金に強いママ」「お金に強い女性起業家」を増やすことは、次世代を担う子どもたちのマネーリテラシー向上にも役立つという副産物も生み出すことでしょう。

 

しなやか希業コンシェルジュ&しなやか家庭経営コンサルタント 小谷晴美

 

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