ベネフィットを先に伝えるってあり?

女将FPの裏野由美子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、マナー講座の撮影のためにビデオカメラを買いに行きました。

 

私はついつい、優秀な販売員かどうかを判断する材料として、
お客様にベネフィットを伝えているかどうかを見てしまいます。

 

「ベネフィット=Benefit」とは
その商品を売ることで 得られる「利益」のことです。

 

「ベネフィット」に似た言葉に「メリット」がありますが、
「メリット」はその商品やサービスの特徴です。

 

だから「ベネフィット」はメリットの先にあるお客様の利益
満足感や嬉しい変化の表れ、プラスの体験などを指します。

 

「その商品を使うとどう変わるのか?」

 

お客様が知りたいのはそこなのです。

 

たいがい販売員はメリットを話すのが好きで、
ベネフィットを話してくれません。

 

ビデオカメラに詳しくない私は、
各社のビデオカメラの機能や性能を話されても
全くちんぷんかんぷんなので、
先にベネフィットをお伝えしました。

 

しかし、私が伝えたベネフットにピッタリくる
ビデオカメラと予算とが合わず、販売員の方が困っていました。
今回はそこまでこだわりもなかったので、
予算内でおさめましたが、きっと優秀な販売員なら、
私の財布のひもを緩めるベネフィットを
提供されたのではないでしょうか?

 

皆さんは、自店の料理のベネフィットをお伝えしていますか?
考えてみてくださいね。

あなたならできると信じています。