エンターティナー講師プロデューサー
&
金銭教育ゲームプロデューサー
&
セミナー・イベント コンサルタントの土井 紀彦です。
前回はイレギュラーで金銭教育ゲームプロデューサーとしてのセミナー案内をコラムにしましたので、
今回は順番に戻ってセミナー・イベントコンサルタントとしてのコラムです。
先月末と先日、ある会の研修会に参加してきました。
どちらの研修会も講演の講師としてのレベルアップを図るための研修会だったのですが、
講師は異なる方だったので
『内容は結構違うのだろうか?』
『講師はどんな話し方をするのだろうか?』
などなど、とても楽しみだったので、セミナー・イベント コンサルタントとしてもワクワクしながら出掛けました。
先月末の研修会ではプレゼンテーションのレベルアップを図る内容でした。
講演やセミナーの講師としてだけではなく、営業の際の提案方法なども含めたプレゼンテーション全般をどうすれば
善くなるのか?という事でした。
講演やセミナーと営業時のプレゼンテーションでは少し異なるのでは?と、思いましたが、どちらにも共通した
非常に重要なキーワードである『伝えたいという熱意を持っているか?』を改めて認識しました。
皆さんも気付いていらっしゃるでしょうが、講師の伝えたい熱意が『ある』・『ない』は聴き手にハッキリと伝わります。
いくら滑らかなトークであったとしても、熱意がなければ、
『講師のトークは上手かったな』
と『感心』はしますが、『感動』は生まれず、心は動かされません。
所々多少、辿辿しい微妙なしゃべり方であったとしても熱意があると
『スゴイ話だったなあ。久し振りに心が動いてしまった!素晴らしい時間になった』
と思える事があります。
皆さんも自分でしゃべっている時、熱意が高いと聴いている方の姿勢が違っていると
感じられているでしょうか?
これは講演のような多くの人にしゃべる場合だけではなく、1対1の場合でもそうですよね。
真剣に気持ちが籠っているトークをされるとついつい惹き込まれてしまいます。が、
適当にしゃべっているのが分かる時は聴いている方は不快感を持ってしまいます。
熱意のあるトークをする方には『また次の機会も依頼しよう』とクライアントも
思っているので、しゃべりのテクニック以前に本当に重要ポイントです!
先月末の研修会では改めてこの部分を認識し、また非常に興味深い内容の研修だったと思えました。
また先日の研修会では講師のトークのレベルアップを図る内容でした。
「私が考えるトークとはちょっと違うような・・?」という事もありましたが、
講師の方がとっても熱意のあるトークを繰り広げられたので、こちらの研修会も
やはり素晴らしかったと思えました。
ですから、講演の内容はもちろん非常に大切ですが、伝えたいという熱意がある・ないの方が
更に重要であると改めて認識できた二日間でした。
皆さんもいつも熱意のあるトークをされていらっしゃるかと思いますが、熱意のある・ないの
バロメーターは簡単です。
トークした後、『どれだけ疲れたか?』で判ります。
それだけパワーを使っている証拠ですね。
不思議なモノでこれは長時間でも短時間でもそれ程、変わりません。
1時間でも熱意の籠ったトークだと疲れますし、反対に6時間くらいの長丁場でも
熱意が籠っていないとそんなに疲れません。(私はいつも結構疲れてしまいますが、
たまにテンションを落として講演しなければならない事もあり、その場合の
疲労度はそれ程でもないので、やっぱり・・・熱意の密度の差ですね。)
「最近、講演しても疲れないな・・・」
と感じている方は改めて一度考えてみてください!