エンターテインメントなイベントをじっくり観てきました!

エンターティナー講師プロデューサー

金銭教育ゲームプロデューサー

セミナー・イベント コンサルタントの土井 紀彦です。

 

この季節のエンターテインメントなイベントと言えば、真っ先に思い浮かべるのは「お花見」でしょうか?

開花が遅かった今年の桜も、そろそろ満開に向かって本格的に咲き乱れて?きた雰囲気になりつつあるので、皆さんもいつお花見に行くのか最終思案中なのかもしれませんね。

 

3月末に「お花見」ではないエンターテインメントなイベントを連続して2つも観る機会があり、爆笑しながら満喫してきました。

1つは「爆笑」と言えばやはり「落語」。

(皆さんもそうですよね?それとも他に・・??)

 

上方落語の聖地(?)と云われている「天満天神繁昌亭」の夜席に行ってきました。その日は若手を含む落語家3名と浪曲師の4席、そしてゲストの俳優2名を含めたトークショウと盛り沢山のイベントでした。

 

ところで、目の前で実際の落語を聴いたこと・体験した事がない方はいらっしゃいます?

「エンターティナー講師道場」でも話をしているのですが、私は初めて生で落語を体験したのは今を遡ること17年前に、セミナーの達人講座(という「伝説の講師養成講座」)で「表情の達人」として講義された「桂 かい枝」師匠の一席でした。

それ以前はテレビでは落語ももちろん観たことはありましたが、自分から寄席に行くような気持ちは生まれず、「おもしろいのは確かにおもしろいけど、お笑い番組のコントとあまり変わらないような・・」という認識しか持ち合わせていませんでした。

が、生まれて初めて目の前で生の落語を聴いた瞬間、

『えっ!こんなにスゴかったんや!!』

という実際、カルチャーショックのような高揚した気持ちになりました。

ブラウン管(当時、テレビはもちろん液晶パネルではありません)を通して観る落語とは全く異なる落語が目の前で演じられていて、私が最も強く魅かれたのは達人講座の名称と同じ「表情」でした。(当時から桂 かい枝師匠の落語・表情がスゴかったことも大いにあると思うので、私にとっては最初に体験した落語が、かい枝師匠で本当に善かったです!)

 

その当時、講師を始める為に徐々に取り組んでいて、「あれも直さないと」「これも直さないと」と、たくさんの課題を抱えていた私の前で、かい枝師匠の繰り広げる臨場感が溢れ捲っている「表情」は本当に青天の霹靂(表現が「昭和っぽい」ですね(失笑))でした。

この出来事をきっかけに

「前でしゃべっている講師の表情が豊かだと、全く同じ内容の話だったとしても、座っているお客さんに伝わる『度合い』が全く違う!」

ということを肌で感じで、学ぶことが出来ました。

 

「表情」の大切さはもちろん講師だけではなく、普段から他の人と会って話をする時にも非常に大切な事ですが、講師として人前でしゃべる際には「豊かな表情なのか?」「そうでもない表情なのか?」で、受け取り手に「心にも響くような話」もしくは「全く響かない話」の違いとなるので、皆さん今一度、自分のしゃべっている時の表情を確認してみてください!

 

と、いうことで本来は今回体験してきたイベントの話をもっとお話しする予定だったのですが、「エンターティナー講師の心得」の話がメインになってしまいましたので、イベントの話はまた違う機会に・・

 

追伸: ちなみに当日の繁昌亭の夜席で私がもっとも大爆笑したのは「笑福亭 銀瓶」師匠の落語でした。(聴かれた事がない方、かなりの大爆笑ですよ)

http://www.hanjotei.jp/data/rakugoka/index.php?hanasika_ID=10460