アンガーマネジメントファシリテーターになった訳

みなさんこんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの福ちゃんです。

4月も中盤に入りました。
新しい環境での生活を始めた人もそろそろ慣れてきた頃でしょうか?
実家を離れた人はホームシックにかかっているかもしれませんね。
張りつめていた緊張の糸が緩むこの時期、心と体をすこし休めてくださいね。

さて、私も4月は特別な月でもあります。
アンガーマネジメントの資格を取りに東京に向かったのが2013年の4月29日。
毎年、この時期になるとファシリテーター養成講座を受講した時の事を思い出します。
今年は5周年!
本当にあっという間の5年でした。

今回は、なぜ私がアンガーマネジメントの資格を取ろうと思ったのか・・という事を書こうと思います。

正直、アンガーマネジメントファシリテーターという資格があると知ったのは友達が
「ファシリテーターという資格をもった人が会社に来たけど、あんな仕事が合ってるんじゃない?」という一言です。
友達が言った「ファシリテーター」は決して「アンガーマネジメントファシリテーター」ではなく
会社の会議などを円滑に合意決定に導いていくファシリテーションスキルを持ったプロの事でした。
「そんな資格があるのか・・」と気になりネットで検索して最初にヒットしたのが
「アンガーマネジメントファシリテーター」。
「アンガーマネジメント」自体初めて聞く言葉だったので協会のHPを端から端まで読み
これ面白い!学んでみたい!とすぐに大阪での入門講座を申し込み、同時に資格をとるための
ファシリテーター養成講座を申し込みました。

その時、講師養成講座でお世話になっていた先生が
「これいいと思うよ」と背中を押してくださったのも一歩前に踏み出すきっかけにもなりました。

学んでみて、入門講座もファシリテーター養成講座もそりゃもう
目から鱗の内容!

これを伝える講師になりたい。
こころからそう思いました。

こんな風に資格修得のきっかけは、けっこう簡単です。

でも、まずは私自身の日々の生活にとても役に立ちました。

頻繁・・という訳ではありませんが
たま~にしょーもな~い事で夫婦喧嘩が勃発していた福成家。
夫婦間において絶対と言っていいほど私から主人に喧嘩を売る事はありませんが
夫は怒るとすぐに沸点に達する強度の高い怒りの持ち主。
その強さで怒りを売られると、「なんでそんな言い方すんの!!」と論点からはずれたところで怒りをぶつけ返す。
売り言葉に買い言葉。そこから数日無言の生活が始まる・・という事がありました。

夫婦二人しかいない家の中、そりゃ苦しくて
「なんでこの人はこんな怒り方をするんだろ、人間がちっちゃい!」なんて事を
いつも思っていました。

でも・・でも・・

アンガーマネジメントを学んでからは、主人が一方的に悪いのではなく、
私の中に自分の怒りを発生させる原因があるという事に気づかされました。
わたしの「べき」・・
ちっちゃいのは私?・・汗

それからは自分の気持にすこし冷静に気持ちを向ける事が出来るようになりました。

「アンガーマネジメント」は怒りにくくなるための心理トレーニングでだけではなく
怒られても不必要に受け止めすぎない、さらりと手放す、つまり
怒られ強くなるトレーニングでもあります。

ちょうどOJTも終わり、配属された部署で仕事を始める新入社員の皆さん、そして
管理職と社員に間に挟まれ、部下に対しては上手に怒りを伝え、
上司の怒りには巻き込まれない方法を身につけなければならない中間管理職の皆さんに
ぜひ学んでいただきたいメソッドです。

こんな風に書くと
私は資格をとってすぐに怒りを上手にコントロール出来たと思われるかもしれませんが
ところがどっこい、その後、結婚生活で間違いなく最悪、最長の夫婦喧嘩をしてしまうのです。

その事は、次回に書きたいと思います。
お恥ずかしいお話しですがぜひお付き合いくださいね。