日本人の怒りの感情・・

こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの福ちゃんです。

先日、1週間のお休みをとって友人とハワイに行ってきました。
まあ、行くまでにはすったもんだあった旅行だったのですが
4泊6日の楽しい時間を過ごしてきました。
フラダンスを習っていることもあり
ハワイは何度行っても「また行きたいな~」と思える場所です。

そのハワイ、皆さんご存知の通り日本人が非常に多い。
そしてなんでこの時期に?と思うのですが
小学生ぐらいの子どもと一緒に来てる人もそこそこいるんです。
「学校は?」なんてお節介な事を考えてしまうのですが
日本にいる時同様、子どもを怒っているお母さんの姿もチラホラ目にしました。
もちろん慣れない外国なので子どもが勝手なことをすれば
「不安」や「心配」の第一次感情が日本より多めに心のコップに注がれ
怒りになる事は理解出来ますが、なにもそこまで大きな声で言わなくてもね・・
ってお母さんもいらっしゃいました・・汗

そういえば、外国の人って法律もあるせいか
子どもを怒ってる姿をあまりみかけません。
とても穏やかに子どもに接していらっしゃるように思います。
怒りの感情を上手にコントロールされているのかもしれませんね、
特に子どもには・・。

以前、ご主人の転勤でアメリカで子育てをした友人が
『アメリカは幼稚園から帰ってきた子どもに「今日も楽しかった?」
って聞くのに、日本人は「今日もお利口にしてた?」って聞くよね。
幼稚園では「お利口」にしないといけないのかな?』って話してくれた
事がありました。
お利口にする・・の解釈は色々とありますが
「人を不快にさせない。怒らせない」という意味も多分にあるように思います。
日本人は、怒りの感情を上手に出すのが下手だと聞きます。
それは、小さい頃から「怒りの感情を出してはいけない」「怒るのは恥ずかしい事」
という教育が根づいているからかもしれません。

怒るべき事は上手に怒れ、怒らないことは怒らないようになるのが
アンガーマネジメント。
アンガーマネジメントを身につけると自分の怒りを上手にコントロールできるだけではなく人から受けた怒りに対する耐性も上がります。つまり怒られ強くなります。

自分の怒りで人を傷つけないように
そして異常に人の怒りで傷つかないように
五月病対策にもぜひアンガーマネジメントを学んでみてはいかがでしょう。