お金が好きやねん!~五円玉~

「運と度胸と思い切り」大きな決断を迫られた時に必要とされる資質と言われています。しかし、どれもが数字で表されるものではないので、具体的な評価をすることは難しく、過去の実績のみで判断するしかないのが現実です。といって、過去の実績が通用するとも限りません。未来のことは誰も分かりません。となると頼みの綱は神様、仏様ということになりそうです。

誰もが一度は神社やお寺でお賽銭を入れてお願いをしたことがあると思います。

お正月には初詣と称して新年の無事と平安のためにお参りに行くのが恒例行事として根付いています。

多くの人が普段は足を運ぶことのない神社やお寺に賽銭をもっていろんなお願いを頼みに行くようですが、本来は、日々の穏やかな生活に感謝するため、誓を立てるために行くものだそうです。

「あの神社は○○にご利益がある」といって己の欲の実現を頼みに行く場所ではないので、賽銭をたくさん出せば願い事が叶う確率が高くなることは全くありません。

そもそも、賽銭は神社やお寺に祈願成就のお礼として奉納する金銭のことをいい、賽の意味は、神や仏から幸福を受けたことに感謝して祭るということです。

では、私たちが神社やお寺に行った時にどれくらいの賽銭を出せばいいのでしょうか?

神社やお寺にとっては、一円でも多くの賽銭を望んでいると思いますが、通常、語呂合わせや験を担ぐケースが一般的です。

「ご縁があるように」と五円玉を賽銭にする人が多いようです。

五円玉には更なるご縁を深めるための意味があり、普段から賽銭のために五円玉を集めている人もおられるようです。

五円玉 1枚   「ご縁があるように」

五円玉 2枚   「重ね重ねご縁があるように」

五円玉 3枚   「十分ご縁があるように」

五円玉 4枚   「よいご縁があるように」

五円玉 5枚   「二重にご縁があるように」

五円玉 6枚   「安定と調和のとれたご縁があるように」

五円玉 7枚   「再三ご縁があるように」

五円玉 8枚   「末広がりにご縁があるように」

五円玉 9枚   「始終ご縁があるように」

五円玉10枚   「10倍ご縁があるように」

五円玉11枚   「午後に入れるとご縁があるように」

五円玉21枚   「十分にご縁があるように」

五円玉23枚   「いいご縁があるように」

五円玉25枚   「十二分にご縁があるように」

五円玉97枚   「四方八方からご縁があるように」

50円玉に関しては、「五重のご縁があるように」

100円玉に関しては、「100のご縁があるように」

 

ちなみに10円玉だけだとあまり良くないようで

「遠縁(縁が遠のく)」らしい。

他にも

65円 「ろくなご縁がない」

75円 「なんのご縁もない」

85円 「やっぱりご縁がない」

そして、500円玉は、 「これ以上、大きな効果(硬貨)はない」ということです。

 

漫才のオチのような語呂合わせなので、あまり気にし過ぎても仕方ないと思いますが、ご参考にしてください。

「運と度胸と思い切り」でも、やっぱり最後は神頼みかな?

お金持ちになれるなら、賽銭を張り込みまっせ~!

 

 

 

 

 

 

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