【プチ起業】「女性が輝く社会」にイラッとしますか?

こんにちは。

しなやか希業コンシェルジュの小谷晴美です。

あなたは「女性が輝く社会」と聞いて、どう感じますか?

安倍政権が推進する「すべての女性が輝く社会づくり」に8割を超える女性が「イラッとする」そうです。出典:wotopi.jp

「イラッとする」理由は・・・ 働きやすい環境が整わない中で「負担ばかり増える」との苛立ちや、「専業主婦は活躍していないの?」という「輝く」=「働く」という価値観に違和感を覚えるなど、立場によってそれぞれのようです。

いずれにしても、女性が仕事を続けていくためには、たくさんの壁を乗り越えて行かなければなりません。

1222-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に大きな壁となるのが「出産の壁」。

出産前後で就業率が大きく変化し、日本の女性の就業率が出産・育児期に落ち込む「M字カーブ」が問題視されていますね。
しかし、今年9月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した「第15 回出生動向基本調査」によれば、長年40%弱で横ばいだった第1子出産前後の妻の就業継続率が53%へと上昇しました。

背景には「生活のため」といった経済的な理由が最も大きいようですが、育児休業が取りやすくなった等、制度の普及や充実も功を奏しています。

しかし、このような制度は会社勤めの方を支援するものがほとんどです。
フリーランスや個人事業の女性にとっては「保育サービスの充実」くらいではないでしょうか?

振り返ってみれば、私も結婚後は委嘱講師を続けていましたが、②妊娠・出産のため仕事の継続を断念しました。

丁度そのタイミングで夫が独立し、事業を手伝うことになり、家族や行政のサポートを受けながら、育児と仕事を両立していました。

その頃FP資格も取得し、子どもの成長に合わせて徐々にFPとしての仕事の幅を広げていきましたので、壁にぶつかることはなかったのでしょうね。

このようにライフサイクルに合わせて働き方を自由に調節できるということもフリーで働くメリットです。ママ起業家が増えている理由はそこにあるかもしれませんね。

「小学生までは『お帰り』と出迎えてあげたいから起業しました」というお声もよくお聞きします。

しかし一方で、子どもが病気になった時などは、個人であるがゆえにリスクが高くなる場合があります。

有給休暇もなければ、代わりに仕事をしてくれる人もおらず、その日に業務を遂行できないという事は信用問題であり、多大な迷惑をかけることにもなりかねません。

私も、娘が幼かった頃、セミナーの仕事を引き受ける際には、急病の場合の保険(ベビーシッター)を用意しておりました。
そして保険を使う朝は、綱渡りのような時間との闘いと、病の娘を置いて出ていく罪悪感と闘った記憶があります。

その点、小学生になると随分軽やかに動けるようになった気がします。
まさに子供の成長とともに仕事もゆっくり成長してきた感じです。

そんな私が最も高く感じた壁は「小6の壁」。
中学受験をさせたため、塾の送迎、お弁当、そして勉強を見る必要もありましたので、仕事を減らすことに。

自由に仕事のボリュームを調整できるとはいえ、仕事が軌道にのってきたところで仕事をセーブするというのはかなり勇気がいることですね。

人によって、感じる壁の種類も、壁の高さも異なると思いますが、今フリーランスや個人で働いておられる女性は、それぞれの方法でしなやかに壁を乗り越えていらっしゃると思います。

まだお子さんが小さい方は「今でも十分大変なのに、これからこんなに壁があるの」と思われるかもしれませんね。
でも、きっと大丈夫!

税金やお金の面だけではなく、そんなしなやかな女性の生き方をサポートできる私でありたいと思います。

%e5%b0%8f%e8%b0%b7%e3%81%95%e3%82%93_%e7%9d%80%e8%89%b2