忘年会のシーズンです!二日酔い防止の食事とは

こんにちは、Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。

早いですね、今年も10日余りとなりました。

さすがに12月になると、街に人が溢れているように感じます。

北や南の繁華街では、普段は客待ちでタクシーがたくさん並んでいる情景をよく見かけますが、

この時期は反対で、タクシーを待つ人が列をつくり、夜遅くなると帰宅するのも大変なようです。

忘年会、クリスマス、お正月、新年会と12月から1月は楽しいイベントが目白押し。

お酒を飲む機会がぐっと増えます。

なるべく次の日に残らないような飲み方をしたいものですが、楽しい仲間との集まりは

ついつい時間を忘れて盛り上がり、飲み過ぎてしまうことも度々です。

 

そこで二日酔いや悪酔いを防ぐポイントをご紹介します。

ずばり、アルコールの血中濃度を急激にアップさせないこと!

血中濃度が高くなる、イコール酔いが回るということです。

アルコールはまず胃で吸収されますが、それはわずか5%ほどで、残りの95%は小腸で吸収されるようです。

小腸に入ると一気に吸収されるので、アルコールの血中濃度がアップし、酔いが回ってきます。

できるだけ、アルコールを胃の中にキープし、小腸へ送る時間を遅くらせるのが、血中濃度を上げない

ポイントです。

空腹で飲酒しないことは勿論ですが、始めに食べるお食事の内容によって、ある程度防ぐことができます。

では、飲むときに何を食べればいいのでしょうか?

以前テレビで「血糖値スパイク」の特集を見ました。

食事をした直後の短時間にだけ、人知れず血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る。

それが、「血糖値スパイク」。突然死、がん、認知症の発症リスクが高くなるということです。

血糖値を急激に上げないためには、食事は「野菜」⇒「肉・魚」⇒「ご飯・パン」の順に

食べると良いということで、私もなるべくその順に食べるようにしていますが、お酒を飲むときは、

始めに油分を摂るのが良いということなのです。

油分を含んだものは胃での滞留時間が長くなり小腸での吸収が抑えられます。

でも、最初に空揚げなどの揚げ物はちょっと・・・と思いますよね。

やはり、前菜やお刺身からいただきたいところです。

そこで一工夫、お刺身にオリーブオイルをかけカルバッチョにするとか、お野菜をマヨネーズで和えるなどで

油分を摂ることができます。

特にビタミンU(別名キャベジン)を含んだ、キャベツは胃腸の粘膜を保護するのでお薦めで、生のまま

マヨネーズやドレッシング、ごま油でで食べるとベターです。

お酒の強いかた、弱い方で個人差はあると思いますが、ぜひ一度お試しください。

 

今年の私のコラムはこれが最後です。

飲み過ぎ、食べ過ぎに注意して、どうぞ良い新年をお迎えください!

吉村登美子