和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。
今日は「重陽の節句」ですね。
重陽の節句って何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、五節句の一つで、9月9日のことです。
陰陽思想で、奇数は陽の数であり、奇数の中でも一番大きな数字の【9】が重なるので、重陽といいます。
また、旧暦では菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。古来から菊には延寿の力があるとされ、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして邪気を払い長寿を願ってお祝をしていたそうです。
菊の延寿の力にあやかっているのでしょうか?今年80歳になる私の父は、菊作り(写真は昨年の作)が趣味で、毎年5月に菊の挿し芽をし、小鉢・中鉢・大鉢と大きくしていき、11月頃にはいつも美しい花を咲かせていますよ! 元気な父曰く、園芸は「菊に始まり菊に終わる」そうで、菊は、手間をかけ無くても咲くので誰でも咲かすことは出来るが、美しく形よく咲かせようとすると、本当に手間暇のかかる花なので、誰にでも作ることはできないそうです。また、菊を鉢に植える際は、3本立てか5本立ての奇数にするとの事でした。
日本では、縁起が良い数字は「奇数」とされているのですが、「NIKKEIプラスワン」のマナーの欄に「奇数、偶数は気にしない」という記事がありました。
記事によると、【昔から「奇数吉、偶数凶」といわれています。「喜び事は奇数」「悲しみ事は偶数」というのです。中国の陰陽道から伝わり奇数は陽の数字ゆえ吉、偶数は陰の数字だから凶なのだそうです。 例えば、「おまんじゅう」をお皿に盛る時、慶事には奇数で整え、弔事には偶数で整える習慣があります。しかし、現代においては、奇数か偶数かをそれほど気にする必要はないのではないかと思います。ただ、贈り物をする際などに、相手がそうしたことに敏感な方であれば、配慮した方がいいでしょう。】との事です。
私も相手の方に合わせるようにしています。
日本では【8】は偶数ですが末広がりで縁起が良いとされていますし、丼などについてくる沢庵が2切れなのは、1切れだったら寂しいし3切れは身を切るということから偶数の2切れにしているそうですよ!
今日は奇数・偶数と気にせずに菊酒で乾杯といきますか!! あっ 花びら何枚入れる??
次回は江戸時代にタイムスリップします。お楽しみに!!
