和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。
先日、大阪環状線のホームが凄い人だかりになっていたので、
何だろうと思っていると、
大阪環状線の主力車両オレンジ色の103系が、
10月3日をもって引退だったそうです。
48年間にわたり同線の”顔”として活躍していただけあり、
若い方だけでなく、年配の方もカメラ片手に写真を撮られていました。
老朽化と、ホームドア設置にともない、3ドア車に統一するためだそうですが、
私も子供のころから慣れ親しんだ電車だったので、少し寂しいなーと思いました。
さて、今回のNIKKEIプラス1マナーのツボは「上司と電車移動 席順は?」の記事です。
上司や年上の方と電車に乗るとき、自分はどこに座ればいいのか悩むところですが、
ボックス型の乗り物では、進行方向の窓側が第1席で、その向かいの窓側が第2席です。
第1席の隣の通路側が第3席、第2席の隣で第3席の前が第4席です。
昔のマナー本では進行方向の窓側が①で通路側が➁となっているものもありますが、
最近は窓側が好きな方が多いので、現在では、このような形になっています。
特に出入り口に近いボックス席は人の出入りが多く気が散るので、この場合は通路側はどちらも下座です。
ただ、上司が通路側が良いと言われたら、進行方向の通路側が①、その横の窓側が②です。
③は進行方向と反対側の窓側で通路側が④です。
3人掛けの場合は窓側が①、通路側が②、真ん中が③です。
ただし、上司どうしや上司とお客様が隣同士で話がしたいという場合は、
部下は真ん中ではなく通路側に座ります。
席順は何かとややこしいですが、基本を覚えておきましょう。
女性の上司やお客様は窓側は陽が当たるので、通路側が良いという方や
頻繁に立つので、通路側が良いと言われる方もいらっしゃるので、
「窓側でよろしいですか?」と一声かけ、
その時の状況に応じで柔軟に対応できるとスマートですね。