NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちくvol-40「足を組むのは行儀が悪い?」

先日、雨の日に電車に乗った際

驚きの光景を見てしまいました・・・

 

何と傘を持った男性が、

座席に座って足を組まれていた若い男性に

「こんな日に足を組んだら邪魔!!」と言って

持っていた傘で組んでいる足をはたいていました。

 

 

 

 

 

 

 

その光景を見た周りの私たちも、組んでいた足をはたかれた本人も

何が起こったのかわからず、ボー然としていました。

 

喧嘩にもならず、はたいた男性は何事もなかったように隣の車両に

歩いていかれましたし、はたかれた若い男性も何も言わず平然と座っていました。

 

何事もなかったように時間が流れていく光景に、違和感を覚えながら、

電車の中、特に満員電車の中では、足を組むのは迷惑なので足は組まないようにしましょう。

 

 

さて、今回の日経プラスワンは

「足を組むのは行儀が悪い?」です。

 

私は先ほども申しましたように公共の場や人に迷惑がかかる場合は

足を組むのは良くないと思いますが、足を組むは行儀が悪いかというと

 

マナーのツボの記事によると、商談の際、欧米の方は椅子に座って足を組まれています。

日本では、なんて横柄なと思われるかもしれませんが、欧米では足を組むのは敵意がない証なので、

かまわないと言われています。

 

理由は椅子に座って足を組んでいるときに襲われても、すぐに立ち上がることが出来ないが、

日本人のように足を組まないのはここは危険なのですぐに立ち上がれるようにしていますという

ボディーランゲージになってしまうそうです。

 

また、足の組み方ももし自分の右に目上の人や親しい人が座っていると左足を組むそうです。

日本人なら、相手の靴がこっちに向くと嫌だと思うのですが、

 

以前、心理学の先生にお聞きした時に、足を相手に向かって組むと体も相手の方をむくので、

あなたを受け入れていますよという意味になるそうです。

 

二人で座っていてお互いに足を組む場合はお互いに相手の方に靴が向くように組むと

いいそうです。

 

ただし、食事中は欧米でも足を組まないのがマナーです。

理由は足を組み替える時にテーブルに足をぶつける可能性があるからです。

 

洋食のテーブルマナーでは、足を組むのではなく、

両手を常にテーブルの上に置いておくと「あなたに敵意がありませんよ。」という

表現になりますので、一緒に覚えておいてくださいね。

 

洋食のマナー講座開催します。

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